土地合筆登記とは、読んで字のごとく複数の土地を合わせる登記です。

隣接した複数の土地を所有している場合、合筆して1つの土地にした方が管理しやすいので土地合筆登記をお願いしたい、というご依頼を頂くことがございます。

また反対に、1つの土地を複数に分ける登記を土地分筆登記と呼びます。

「自宅部分と駐車場部分が別になっており、分かりやすくしたいので土地を分けたい」でしたり、不動産業者の方でしたら「2区画で分譲したいので2つに土地を分けてほしい」という場合に、土地分筆登記を行います。

新築した直後等、登記の無い建物の情報を法務局に収める、という登記になります。

不動産登記法では、新築した建物の所有権を取得した者は、その所有権の取得の日から１か月以内に、表題登記を申請しなければならないこととされています（不動産登記法４７条）。

また、この表題登記が無い場合は、権利関係を公示する為の保存登記が行えない為、財産を守るために非常に重要な登記となっております。